ちょっとだけ。

このように、「心身を何かに拘束された状態で、心身が傷付く状況に強制的にさらされる」ことを、虐待と言う。

私は、虐待を受ける理由など何もなかった。私は保護されるべきだった。私にはそうされる権利がある。

私の父親の、あるいは家族の問題を知る、隣人や親戚の誰一人として、私に手を差し伸べなかった。

親戚の誰か、あるいは隣人の誰かが、私の味方として手を差し伸べるべきだった。それは必ずしも経済的、社会的援助でなくとも、精神的なサポートであっても充分良かった。とにかく、誰かが私を助けるべきだった。私には一人の人として、そのようにされる価値がある。