2005-01-01から1年間の記事一覧
どのようなものだろう。 以前カウンセリングにおいて、 2004年8月15日(日) (途中略) 知的でないこと、勤勉でないこと、弱いことを、自分は軽蔑し、そのような性質を持つ人を差別する傾向がないか。そして、差別の対象に自分が入っているのではないか。 とい…
アイデンティティに親の影響が占める割合は少なくないが、親自体はアイデンティティではない。 「親」と「親の影響」を区別すべきだ。 そもそも、自分の出自を「正当化する」必要はあるのか。自分は父親とは別の人間である。彼は親だったから、彼の悪影響を…
他の研究者が良い仕事をすると、つい、その人の親はどういう人なのか、ということが気になってしまう。多くの場合、親も学者だったりする。あるいは、それなりの社会的地位のある人だったりする。 他人とうまくコミュニケーションを取れている人がいたとする…
そもそも、「誰しも、出自など、自分がコントロールできないアイデンティティを正当化したいものだ。」という文章にある種の歪んだ見方がある。「誰しも」ではない。「自分は」なのだ。過度の一般化である。 だから、「自分は、立派な父親の息子である誇りを…
のだ。いくつか前の日記で、 誰しも、出自など、自分がコントロールできないアイデンティティを正当化したいものだ。自分の父親は文字通りの犯罪者であるため、そのことが自分にとって深刻なアイデンティティ危機となっている。 と書いたが、それについて批…
下り坂を下って行く過程は、より深い心理へと、すなわちより無意識に近い心の領域へと、自分が近付いてゆく道程を表しているかもしれない。坂がきつくて、下るのが怖い、あるいはゆっくりと下らざるを得ない、という状況は、カウンセリングの場において、あ…
この夢はもと来た場所に戻りたいという夢なのではないか。丘の上が「聖」だとするとその下は「俗」。俗界に帰ろうにも、もときた道がない。いや、正確には車では行けない。歩いていくしかない。決して嫌な気分や、重い気分の夢ではない。なぜ、キャンプ場に…
を見た。カウンセリングでそれについて話題にしてみた。どんな夢かというと: 車で急坂を下っている。ついさっき、この坂を上って丘に登った帰りである。それは現実には有り得ないほどの急坂で、うっかりブレーキを踏みすぎるとタイヤがロックしてずるずると…
という言葉を自分に言い聞かせることがよくある。 でも、その行為は実は自分にとってはダブルバインド以外の何物でもない、ということに気が付いた。「言い聞かせる」以上は、多少無理をしている部分があるのだから、既に気楽じゃないのである。「気楽にいき…
のだけど。要は感情の発露があればいい、ということで。
雲雀も鳴く陽の当たる庭。 音無しの歪。 耳に聴け。 空隙の狭間。 焼けた鉱石のドグマ。 超窩嶽的醜恥。 無かった事が、 有る事が、 判らなかった事。
その次に効くような何かはあるだろうか。 ちゃんと、その前の文章で、 論理的な分析の対極にある、「詩」の形を取ったほうがよいのかもしれない。 と言っているじゃないか! が、私には詩など書けない。 書けなくたって、書けばいいのだ。書き言葉の論理性を…
自分が父親を何らかの基準で裁いても、怒りを整理することには繋がらない。自分の「裁判」で彼を「有罪」にしたとしても、そのことで可能になることは、せいぜいが自分の怒りを正当化する程度である。今更そのようなことをしなくても、自分の怒りは充分に正…
「結婚するなら、価値観の合った人がいいと思う。 お父さんとお母さんはそうではなかった。」両親が離婚にまで至った原因は何だったのか。 そして、父が言う「価値観」とは何か。 父が言う「価値観が合う」とは?要するに、あの人は、自分と「価値観」が「合…
14点。
仕事での遅れを取り戻すべく、少々無理をしていた。で、一段落。 なんかぽっかり穴が開いた感じ。趣味を楽しもうという気にもあまりならず。
ものだった。本当はやらなければならない仕事もあったが、自宅でのらりくらりしていた。おかげさまで、少しはストレスから開放されたかもしれない。だからといって、抑うつ感が減少するか、というと必ずしもそうならず、仕事に心を奪われていない分、自分に…
12点。若干下がってきた。
とりあえずメモバージョン。長いですが、自分の思考過程をそのまま残して置くことも重要なので。 でも、やっぱり彼にぶつかりたい。彼を問い詰めたい。彼を論破したい。彼をぶん殴りたい。てめえのしたことはこれだけの痛みを俺に与えた、ということを、彼の…
現実に対峙することは恐怖であり、それを否認すること、それを傍観することしか自分にはできない、そういう行動様式を私は身につけてしまったのではないだろうか。 だとするなら、「現実に対峙することは特に危険ではなく、目を開いて現実を認めること、目の…
自分が他人に糾弾されるものが多い。きっと、この日記の中で表明している私の周囲の人間への怒りが、夢の中では自分に向かっているのであろう。起きているときにそうならないだけましだが、眠りが浅く、苦しい。すごくいっぱい寝言を言っているみたいだ。聴…
にしばしば見られる、物事を「やるなら徹底的にやり、やらないなら全くやらない」という傾向は、私の場合「もし研究をするなら徹底的にやるしかない」「さもなくば研究は全くやらないしかない」ということと結びつくのでは?
15点。計ってもあまりinformativeじゃない気がしてきた。自分の気分との相関がちょっと低い感じがする。
「もう大丈夫だと思うから」と言って、父親が前科者だということを私に教えてくれた。彼は勤め先で扱っている商品を横流しし、逮捕・勾留されたのだ。裁判の結果は有罪であり、執行猶予付きの懲役刑に処せられたのであった。私が生まれる前、父親と母が結婚…
でも、やっぱり彼にぶつかりたい。彼を問い詰めたい。彼を論破したい。彼をぶん殴りたい。てめえのしたことはこれだけの痛みを俺に与えた、ということを、彼の目に見える形で示したい。 つまり、彼に自分の辛さをわかってもらいたいのだろう。彼に受けとめて…
彼とは音信不通なのである。このことは、もはや自分の悩みが現実として(つまり実際に父親とのダイレクトな関わりとして)存在しているのではなく、今となってはむしろ自分の心の問題として存在していることことになりますよね、とカウンセラーは言う。 とはい…
このように、「心身を何かに拘束された状態で、心身が傷付く状況に強制的にさらされる」ことを、虐待と言う。虐待を行なったのは、何よりも父母。 これこれが自分の権利である、とか、父親や母そして当時の大人たちを断罪することは、どちらかというと論理的…
自分はリアリティの対決を避けていたし、そのようにすることを家族内の暗黙のルールが支えてもいた。その結果、自分は怖れること、耐えることしかできなかったのだ。自分の力で事態に対処するということがなかったのだ。 このことが、現在の私の問題点の一つ…
長いです(^^; カウンセリングがあったのと、アダルトチルドレン本の中では基本書とも言える「リカバリー」(星和書店刊)を読んでいるせいでもあります。
夜は気力が出ますね。起きがけは調子わろし。そんなわけで、結局朝が来てしまったので、そろそろ寝ます。