カウンセラーの意見

下り坂を下って行く過程は、より深い心理へと、すなわちより無意識に近い心の領域へと、自分が近付いてゆく道程を表しているかもしれない。坂がきつくて、下るのが怖い、あるいはゆっくりと下らざるを得ない、という状況は、カウンセリングの場において、あまり性急に心の深い部分を扱って欲しくなく、ゆっくりと進んで行くのがいいと感じているのかもしれない。
夢の中で女性と会うことは、しばしば、自分自信の女性的な(あるいは感情的な)部分とコンタクトすることを表している。その女性とは、まだうちとけていなく、どことなくよそよそしい感じ、というのは、自分の女性的な部分、例えば感情と、まだ「親しくない」ということなのかもしれない。